太陽光発電メンテナンスを開始しました。
JPⅯA 一般社団法人 太陽光発電安全保安協会認定 太陽光発電メンテナンス技士取得者2名在籍(内1名電気工事士)
太陽光発電システムはメンテナンスフリーではありません、設置業者によってはメンテナンスフリーと謳っている業者もあるようですが設置後1年未満でもトラブルは出る可能性があります。基礎や架台の取付不良やネジのゆるみ。配線工事不良や配線の切断、またパワーコンの不良や作動停止、セル不良やセルのホットスポット現象による破損など。
そのため定期的な目視確認やパワコンの点検・IⅤカーブチェックの必要性があります。
架台取付ボルトゆるみ、もしくは締め忘れ箇所。パネル台の歪みや破損、脱落などを引き起こす要因。要目視点検箇所
太陽光パネル破損による発電異常。
IⅤカーブ測定により発見されました。パネル目視では確認されませんでした。
太陽光パネルはほっつといたら必ず汚れが付きます、少しであれば発電に影響はありませんが数年間に渡ればそれなりに効率も悪くなりますしホットスポットも発生しパネル自体が破損しかねません。
年1回から2回の洗浄をお勧め致します、特に工場の屋根やビル屋上設置や野立ての場合でも周りの環境により洗浄が必要になってきます。
なんだか最近効率悪いと思ったらお考え下さい。
パワコンのチェックとしてエラー表示確認がありますが、エラー表示が出ないこともあります。エラーというほどではないが発電量が落ちたりする場合がありますがそんな時はストリングトレーサーによりIⅤカーブチェックを実施してみる事をお勧め致します。
セルの1つが不調の場合も有りますし、何らかのトラブルになっていたりする場合があります。
太陽光パネルに何らかの不具合が出た場合どのセルが損傷しているかを調べなければなりません、目視で分かればいいのですが大抵の場合は見た目では解りませんのでセルラインチェッカーで調べなければなりません。セルラインチェックにより損傷セルを特定して早急に修繕が可能です。ストレージトレーサーによるIⅤチェックと合わせてメンテナンスが確実になります。